今回泊まるホテルは、セントーサ島にある「ザ・セントーサリゾート&スパ」。市内から30分ほどで着く離れ小島にあるリゾートホテルで、シンガポールに行くなら絶対ここに泊まる、と以前から決めていた。ちなみに私は、エステ通でもなんでもなく、ただ単に前にここに泊まったことがある人からその良さを聞いていただけ。でも、街中に足つぼやマッサージ、スパがあふれているシンガポールにおいて、質、規模ともにシンガポール屈指の「スパボタニカ」を併設しているというのだから、これは体験しない手はない! と思ったわけ。
ホテルのスパは基本的に事前予約が必要で、1週間ほどまえからサイトでメニューのチェックをする。このホテルには日本人スタッフがいると知っていたので、なんのためらいもなくホテルに電話するが、日本人スタッフは辞めてしまったというではないですか!! しょうがなく私よりは格段に英語力があるダンナに予約してもらうものの、彼も本当に予約できたか怪しい様子。とりあえず、朝食を早めに食べて、スパまで一緒に来てもらうことにした。ちなみに、懐には直前にダンナに聞いた英会話メモを忍ばせている(痛い、アレルギー、私は主婦です、とかしょうもないものばっかり)。
手入れが行き届いた広大な庭をしばらく歩くと、道路を挟んでスパの建物が見える。しっとりと落ちついたムードのロビーにあるカウンターで名前を告げると、にこやかにアンケート用紙が渡された。きたきた! 第1関門!! ダンナ連れてきてよかったよー。と身構えて、プリントをめくる。するとアンケート項目が日本語で書かれていた。ここで肩の力が抜けて、あとはどーにかなるさ、と思えた。私が頼んだメニューは「トラベルトニック」というもので、背中から足にかけてのマッサージを1時間半やって180ドル。贅沢な施設を堪能するには短かすぎるけど、ダンナも息子も部屋で待たせているので、ここら辺が妥当なところだろう。最初に案内された更衣室で紙パンツ1枚とバスローブになり、部屋に入ると最初にお香の香りを選ばせてくれる。うつぶせになり、いよいよ至福のひとときが始った……はずが、押されるつぼの痛いこと!! うっとりするどころか思わずうなってしまった。とはいえ、次第にその圧力にも慣れてきたころ、仰向けになって足のマッサージへ。そこで塗られたのが目の覚めるようなペパーミントジェルだった。もともと常夏の国で室内はしっかり冷房が効いている上に、足から伝わるひんやり感が全身をくまなく駆け巡る。……さぶい。でも、気持ちいい。エステといえば、あまりの気持ちよさに意識が遠のく、ってイメージがあったけど、そんな暇を与えないほどにエキサイティングである意味充実した1時間半だった。
最後に、「とっても肩がこっているけど、あなたはなんの仕事をしているの?」と聞かれたので、「仕事はしてないけど、いつも子どもを抱っこしている。子どもは重い」みたいなことを言ったら笑ってた。
さて、この話をしたら羨ましがったのがダンナ。彼の方が慢性的に肩こりに悩んでいるので、そんなに効くなら試したかったと言う。しかも、スパボタニカの特徴のひとつが、カップルで受けられるということ。なお、男性のみでも大丈夫だし、男性のためのメニューもあることで知られるスパだったりもする。エステに慣れない男性でも、パートナーと一緒なら試したいという人は結構いそう。女性としても、一緒に受けられるなら別行動をとらずにすむし、なによりあの快感を共感できるというはなかなか充実した時間になるのではないか、と思う。……でも、これで男性もエステに目覚めたらちょっと厄介かな??
マッサージが終わって、お風呂に入ってもまだスースーしつづける足。まるで足中に冷えピタを貼っているような感覚は、室内では寒かったが一歩外にでると自分の足がやたらと軽かった。正面玄関で待ち構えていた巨大なクジャクを軽快にかわして(まぁ、素早く遠回りしただけ)、部屋に向かった。部屋付けにして買った「ペパーミントボディソープ&マッサージジェル」を手に。
・スパボタニカ http://www.spabotanica.com/home/index.html
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